カリキュラム:
教育カリキュラム
宇宙史一貫教育プログラムでは、高度な国際的研究拠点において、最先端の研究設備を活用しながら、各国の第一級の研究者が 素粒子・原子核・宇宙の各分野の役割を補完し、素粒子、原子核、宇宙を統合した宇宙史一貫教育を実施します。これらの分野では、 それぞれ国際共同研究プログラムが存在していますので、これらを宇宙史一貫教育という観点から統合し、数理物質科学研究科・物理学専攻の 1コースとして実施するものです。

本学大学院生は、前期課程において、素粒子、原子核、宇宙の教育・研究拠点において当該大学院の所属する研究分野とは 異なった分野の実習(宇宙史拠点実習 I、II、宇宙観測実習;各1単位、各2〜3週間程度)を受けます。(例えば、宇宙観測分野の 大学院生は前期1年に素粒子実験、前期2年に原子核実験の拠点実習を受ける。)さらに、各拠点で用意された講義・セミナー等の 宇宙史特講 I、IIを受講することも可能です。後期課程においては、学位論文作成に向けた研究活動を世界の大学院生とともに世界一流の 研究者から英語で指導を受け、互いに議論し、切磋琢磨する研究競争の環境の中で高度な研究を遂行し、学位論文作成を目指します (宇宙史特別研究 III、IV、Vの中で合計1年〜1年半)。海外拠点への渡航費や滞在費が支給されます。また、本コースで海外研究拠点に 長期滞在する後期課程の学生に対する海外滞在中のRA雇用も検討中です。
 
筑波大学大学院 数理物質科学研究科
宇宙史一貫教育プログラム
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