RHIC-PHENIX実験における最初の衝突事象の観測(平成12年6月15日)
米国ブルックヘブン国立研究所で建設された衝突型重イオン加速器RHICの運転・調整が進められておりましたが、6月15日未明にPHENIX実験において最初の金・金衝突事象が観測されました。筑波からも4名が常駐しておりますが、我々の製作した飛行時間測定器にも多くの荷電粒子発生が記録され、衝突を確認しました。この時、筑波大学大学院生清道明男氏、筑波大学助手佐藤進氏が計測室に居合わせ、最初の事象を目撃するという幸運に恵まれました。