理化学研究所におけるセミナー(平成12年7月18日)
趣旨;CERN・SPSにおける核子あたり158GeVの鉛ビームによる高エネルギー重イオン衝突において、クォークグルオンプラズマ(QGP)の生成が確認されたとの報告が本年2月に行われた。QGP生成の根拠となった幾つかの実験結果を紹介すると共に、高エネルギー重イオン衝突における集団運動的振る舞いに核子あたり10GeV領域から150GeV領域では幾つかの興味ある変化が観測されている。10GeVから150GeVのエネルギー領域観測の重要性を述べたい。
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