QGP探索実験の潮流
(CERNからRHICへ、そしてLHCへ)

日本物理学会 2003年秋季大会(宮崎ワールドコンベンションセンター・サミット)
2003年9月9日 SE会場 9pSE 13:30〜17:20


趣旨;米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)における世界初の相対論的高エネルギー重イオン衝突型加速器(RHIC)の実験開始からはや3年が経ちました。CERN・SPSの延長線上で 確認されたことだけでなく、驚きを持って迎えられた発見もありました。 CERN〜RHIC〜LHCというQGP探索実験の流れのなかで、現時点で理解できることと理解出来ないことをはっきりさせて、今後の研究の流れを明らかにしていきたいと考え、シンポジウムを企画いたしました。

13:30  はじめに 筑波大物理 三明康郎
13:40 Low pT領域のプローブによって何が分かったか? RIKEN-BNL 金田雅司
14:10 High pT領域のハドロン生成とジェット抑制効果 BNL 中條達也
14:40 Recombination/Fragmentation模型 デューク大 野中千穂
15:10 休憩
15:30 Interplay between hydro and hard components at RHIC and LHC   RIKEN-BNL 平野哲文
16:00 Plasma probes at the nucleus-nucleus colliders 東大理 藤井宏次
16:30 RHICの今後とLHCへの展望 理研 秋葉康之
17:00 超高温QCD物質研究の展望 東大CNS 浜垣秀樹

シンポジウム世話人;筑波大・三明、北大・大西