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ペストフ・スパークカウンターの試作
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ペストフ・スパークカウンターの試作
 
目次
ペストフ・スパークカウンター
経年変化・経時変化に着目したテストを行うためのペストフ・スパークカウンター の構成要素は以下の通りである。図
5.1
参照。
ガス;Ar75%+イソブタン20%+エチレン2.5%+イソプレン0. 6%の混合ガス。標準的混合比を採用。ガスボンベは、Ar+エチレン+ イソプレン(Aボンベ)とイソブタン(Bボンベ)の二種類を使用した。 まず、容器にBボンベからイソブタンを流し、次にAボンベから混合ガス を容器に流すことにより、混合ガスの比率とガス圧をコントロールする。 測定中は、ガスを静的に容器内に封入する。
アノード;抵抗率
の
のガラス。 鉄を混入して作られたもの。GSIからサンプルをもらった。
カソード;表面を良く研磨したアルミ板(
)。
ギャップ;で厚さ100μmのガラス板をスペーサーとして使用した。 (抵抗率は
)
読み出し;アルミ箔による読み出し電極をプラスチックシートを介してア ノードに接着し、誘起信号を読み出した。
ガス循環系;通常、高圧下でガスを循環させて運転されるが、本研究では 簡単のために十分な大きさを持った高圧容器内でファンを用いてガスを 循環させた。
図 5.1:
試作したペストフ・スパークカウンター。 電極面積は
。
平成13年5月2日