目的
筑波大学数理物質系は、ユトレヒト大学（オランダ）理学部サブアトミック物理機構のクォーク・グルーオン・プラズマ研究ユニットを招致し、国際共同研究を推進します。本リサーチユニット招致では筑波大学とユトレヒト大学が共に推進する「FoCal （フォーカル）」検出器を研究開発の軸と定め、世界トップレベルの教育研究拠点を実現します。
３つのゴール (2022-)
- FoCal 最終R＆Dの完遂、技術提案書（TDR）の策定
- FoCal 建設のための大型外部資金獲得
- FoCal 建設と物理導出
これまでの主な成果 (2017-)
- FoCal プロジェクトの正式承認、コラボレーション形成
- 大型外部資金によるFoCal プロジェクト推進
- FoCal 検出器試作機の製作・テストビーム実験の成功
- FoCal プロジェクトとALICE における主導権獲得
Keywords: クォーク・グルーオン・プラズマ (QGP) 、 LHC 加速器、 ALICE 実験、 FoCal 検出器、 CERN 研究所
科研費・特別推進研究「ALICE FoCal 実験で拓く新しい量子色力学と宇宙初期物質QGP誕生の謎」（代表・中條達也）が採択されました
宇宙史研究センター（クォーク・核物質研究部門）ワークショップにて、中條が “ALICE FoCal and EIC” について発表 (2024.03.29)
物理学会 2024 年3 ⽉18−21 ⽇ 秋季⼤会（オンライン）にて、中條、稲葉らが発表を行いました。